2022/01/22 10:49






ショップ「aiina」をご覧いただき、ありがとうございます。

自然の中を歩いていると、いつも無意識に「あ〜いいなあ」と呟いています。

風がそよそよ。葉っぱがさわさわ。

季節ごとに、目に入るもの、感じるもの、すべてが美しい。

歩いて感じる「あ、いいな」という感情。"言葉にならない感情"を形にしたいと思います。 

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  手ぬぐい「花のワルツ」について

長い冬が終わり、春を告げる花々の便りがくると、温かいワクワクに包まれます。

この手ぬぐいの中だと"フクジュソウ"。1月下旬〜2月上旬頃に咲き始め、各地に春の訪れの喜びを届けます。



山歩きを始めた頃は、少しでも長く、少しでも多くの山を歩きたいという思いが強く、見ているつもりで見ていないものがたくさんありました。

しかし、自然の奥深くを知れば知るほど、"感じる"ことを大事にしようと思うようになり、今では、心の赴くままに立ち止まり、じっと見つめる山歩きをしています。






いつも足元から笑顔をくれる山の花。そんな花々を身に纏い歩けたらと思い、手ぬぐいにしました。季節を謳歌する華やかな様子をイメージしています。

*ワルツの花々*
タカネバラ、フクジュソウ、ウサギギク、イワギキョウ、 センダイハギ、チングルマ、クルマユリ、マツムシソウ、ハクサンコザクラ、アカモノ、コマクサ、ゴゼンタチバナ、アキノキリンソウ



首に巻く、汗を拭う、ハンカチ、ランチョンマット、バンダナ 、ほっかむりで日焼け防止、怪我やソール剥がれなどの応急処置、枕カバー、温泉や旅のお供、お弁当や小物の包み、ティッシュケース、熱いものを持つ、ヘアバンドやマスクを作る、洗面台やキッチンのタオルとして、古くなったら台布巾やお掃除に…

アイディア次第で使い方は無限大。


山旅ではいつも手ぬぐいを2枚持ち歩いています。1枚メイン、1枚予備。

山を登りながら汗を拭い、テント場や小屋に着いたら水洗いをして顔と身体を拭き上げる。テントに乗せて乾かし、夜はスタッフバッグの簡易枕のカバーにして眠りにつく。寒くて乾かないときは予備を枕カバーに。

旅の途中で失くしてしまったこともあるので予備を1枚持ち歩きますが、1枚で事足りることもしばしば。

ハンカチとして日常的に使うようになり、タオルやハンドタオルを整理してタンスもスッキリ。ミニマリストに。

軽量でコンパクト。綿ですが、薄さと両端の"切りっぱなし"ゆえの速乾性があります。

ポリエステルの吸水速乾タオルを使用したこともありますが、やはり綿の肌触りに戻りました。

生地は「岡」という、綿100%のもの。細めの糸できめ細かく織られた生地なので、しなやかな柔らかい肌触りです。染めは「顔料手捺染」。

香川県にある「手ぬぐい工房ポスター堂」さんにお願いしました。細かいデザインの再現性が高く、職人さんが手間暇をかけて一枚一枚丁寧に手捺染しているので、裏面まで色の通ったこだわりの手ぬぐいです。


シンプルなウェアやザックをパッと明るくしてくれる、ストールのようなデザインにしています。

お好きな形で身に纏い、華やかに歩いてみてください




「あ、いいな」に寄り添って、これから少しずつ表現していければと思います。

山歩きを中心としたアウトドアのこと、ブログにて綴っています。よろしければ、ご覧ください。

https://takachi-ho.com/